UXデザイナーに役立つ資格7種類!選ぶべき資格の内容やメリットを解説

UXデザイナーとしてのキャリアを磨くために、どの資格を取得すべきか、そもそも資格を取得するメリットがあるのか、迷っている方も多いでしょう。
この記事では、UXデザインに関連する資格について解説し、それぞれのメリットを探ります。

UIデザイナー・UXデザイナーとは

UIデザイナーとUXデザイナーは、どちらもユーザーインターフェースのデザインに関わる職業ですが、それぞれ異なる視点と役割を持っています。

UIデザイナー

主にユーザーが視覚的に感じるインターフェースのデザインに焦点を当て、見た目の美しさ、操作性、視認性を重視します。

UXデザイナー

ユーザー体験全体を設計し、ユーザーが製品やサービスを利用する際に感じる満足度や快適さを向上させることを目指します。

企業では「UI/UXデザイナー」として求められることが多く、どちらか片方ではなく、両方のスキルを取得して初めて実務に生かせると認識するのが正しいでしょう。

UXデザイナーに資格は必要?

UXデザイナーになるために必ずしも資格は必須ではありません
求人サイトを見ても、なんらかの資格を必須としている求人は見つからないと思います。

しかし、資格取得はUXデザインに関する知識やスキルを体系的に学ぶことができるので、プラスになります。

また就職活動や転職活動において有利に働く場合があり、特に未経験者やこれからフリーランスとして独立したい人、スキルアップを目指している人にとっては、資格は自身の能力を証明する有効な手段となります。

UXデザイナーが資格をとるメリット

UXデザインの資格を取得することで、以下のようなメリットが得られます。

人間中心設計(HCD)やデザイン思考が身につく

人間中心設計(HCD)とは、ユーザーのニーズや行動を理解し、その情報を基に製品やサービスを設計する考え方です。UXデザインの基礎となる重要な概念となります。
デザイン思考は、ユーザーのニーズを深く理解し、問題に対して解決できるアイディアを生み出すための手法です。問題解決能力や創造性を高め、より効果的なUXデザインを実現できるようになります。

自分のスキルの証明ができ、転職で有利になる

自分のスキルがどのくらいなのかを口頭で証明するのは難しいものです。
ですが資格を持っていると、一発で「その資格で学べる知識やスキルは習得済み」という証明になります。

資格は、転職や案件を探すときにも有利になります。
同程度のスキルの候補者が複数いる場合、資格を持っていない人よりも持っている人が選ばれやすいというのは、想像にたやすいでしょう。

資格によっては世界的に通用するスキルが身につく

例えば「GoogleUXDesignプロフェッショナル認定」などは、国際的なレベルで通用するスキルを身につけることができます。
今後のキャリアとしてグローバルで働きたいと考えている人は、世界共通の資格をとっておいて損はないでしょう。

UXデザイナーにおすすめの資格

UXデザインの資格は、専門分野やレベルによって様々な種類があります。自分のキャリアプランや目標に合わせて、適切な資格を選ぶことが重要です。

ウェブデザイン技能検定

ウェブデザイン技能検定は、Webサイトのデザイン、制作、運用に関する知識やスキルを評価する国家資格です。基礎的な知識から実践的なスキルまで幅広く習得することができます。

  • Web制作に関する基礎知識(Webの仕組み、制作工程、用語理解)
  • HTML・CSSを使ったマークアップスキル
  • Web標準やアクセシビリティへの理解
  • レイアウト・配色・タイポグラフィなどデザインの基礎
  • ユーザビリティを意識したページ設計力

ウェブデザイン技能検定 公式サイト

Webクリエイター能力認定試験

Webクリエイター能力認定試験は、Webサイトの企画、デザイン、制作、運用、マーケティングに関する知識やスキルを評価する資格です。
未経験や初心者向けの内容になっており、Webサイトに関わる様々な業務を総合的に理解することができます。

  • HTML・CSSを使ったWebページ制作の基礎力
  • 指示書どおりに正確にコーディングする力
  • デザインデータをもとにページを再現するスキル
  • Web制作の基本ルールやコーディングの考え方
  • レイアウトや文字組みなど見た目を整える基礎知識

Webクリエイター能力認定試験 公式サイト

HTML5プロフェッショナル認定試験

HTML5プロフェッショナル認定試験は、HTML5に関する知識やスキルを評価する資格です。Webサイトの構造やレイアウトを理解し、最新のWeb技術を習得することができます。

  • HTML5/CSS3/JavaScriptに関する体系的な知識
  • モダンWebにおけるマークアップや構造設計の理解
  • API・ストレージ・セキュリティなど周辺技術の基礎
  • Web標準や仕様を正しく理解するリテラシー
  • 仕様・仕組みを理解する力
  • 技術ドキュメントを読み解く力

HTML5プロフェッショナル認定試験 公式サイト

Google UX Design プロフェッショナル認定(Google UX Design Professional Certificate)

Googleによって提供されている、UXデザイナーになるためのオンライン講座の資格です。全部で7コースに分かれており、各コースで修了すると認定書がもらえます。UXに関する実践的な知識を幅広く学べます。

  • UXデザインの基本概念とプロセス理解
  • ユーザーリサーチ(調査・インタビュー)の基礎
  • ペルソナ・カスタマージャーニーの作成スキル
  • 情報設計(IA)やワイヤーフレーム設計の考え方
  • プロトタイプ作成とユーザーテストの基礎
  • ユーザー視点で課題を整理し改善する力
  • デザインツールを使った実践的なUX設計

GoogleUXDesignプロフェッショナル認定 公式サイト

ウェブ解析士

Webサイトやデジタル施策を、データにもとづいて改善するということを学べる資格です。Webマーケティングの基礎知識、アクセス解析・データ分析の考え方、ユーザー視点での改善・UX理解、レポーティング・提案の基礎などを学習します。

ウェブ解析士の学習を通じて、次のようなスキルが身につきます。

  • Web施策を全体構造で捉える思考力
  • データをもとに課題を発見する分析力
  • 数字を改善施策に落とし込む実践力
  • 根拠を持って説明・提案するコミュニケーション力
  • SEO・広告・コンテンツを横断的に判断する視点

ウェブ解析士 公式サイト

UI/UXデザインに関連する資格

UI/UXデザイン関連の資格は、デザインスキルだけでなく、ユーザーリサーチや分析、情報設計などの知識も必要とされます。
またビジュアルデザインも、UI/UXデザインにおいて重要な要素です。色彩感覚やデザインセンスを磨くために、以下の資格取得も有効です。

色彩検定

色彩検定は、色の知識や色彩感覚を評価する資格です。色の組み合わせや効果を理解することで、より魅力的なデザインを作成することができます。

色彩検定 公式サイト

アドビ認定プロフェッショナル

AdobePhotoshopやIllustratorなどのデザインソフトは、UI/UXデザイナーにとって必須ツールです。Adobe関連の資格を取得することで、ソフトの操作スキルを向上させることができます。

アドビ認定プロフェッショナル

UX/UIデザイナーの資格を生かすには?

UX/UIデザインの分野は、今後も成長が期待されるため、資格取得は将来のキャリアプランにおいて大きな意味を持ちます。

資格取得を通じて専門性を高めると、転職活動で周りに差をつけることができますし、フリーランスとしての道も開けます。特に未経験者やスキルアップを目指している人にとって、資格は自身の能力を証明する有効な手段となるでしょう。

自分のキャリアプランや目標に合わせて適切な資格を選び、スキルアップを目指しましょう。