Webライターとして働くうえで、「資格は必要なの?」「取るならどの資格がおすすめ?」と悩む人は多いのではないでしょうか。
結論から言うと、Webライターに資格は必須ではありません。
しかし、未経験・初心者の段階では、スキルの証明や学習の指針として資格が役立つ場面もあります。

仕事に役立てられたり、仕事が決まりやすくなったりする資格が知りたい!

わかりました!ひとつずつ紹介していきますね。
どういう基準で選べばいいのかも解説します。
この記事では、Webライターにおすすめの資格を厳選して9つ紹介するとともに、「どんな人に向いているか」「資格をどう活かせばいいか」まで分かりやすく解説します。
これからWebライターを目指す方や、スキルアップを考えている方はぜひ参考にしてくださいね。
Webライターにおすすめの資格(2026年最新版)

「ライター」の中でも、Webライティングの仕事を行う方にオススメしたい資格。
Webライティングの基礎知識や文章作成はもちろん、SEO対策などのWeb系に実務で役立つ内容を学ぶことができます。
難易度としては初心者から中級者向けで、しっかりと学習すれば合格できる資格と言えるでしょう。
| 費用 | 講座:32,000円 受験費用:6,000円 |
| 試験日程 | 月1回オンライン |
| 合格率 | 47.4% ※公式サイトより |
WEBライティング能力検定も上の資格同様、Webライターとして働く際に必要になる知識を学べる資格です。中にはSEOに関する知識も含まれます。
この資格は、とった点数に応じて1級~3級までの等級が決まります。53点以上とることで、3級以上のどれかに認定されます。
| 費用 | 17,600円(学生は8,800円) |
| 試験日程 | 全国17か所(年によって若干の前後あり) 年1回 |
| 合格率 | 点数によって階級が決まる(1級合格率:25~30%) |
WEBライター検定は、クラウドワークスが実施している検定です。
基本となる3級は、無料で受験することができます。
検定に合格すると、クラウドワークスのプロフィールに表示されるようになるので、仕事を探す際に力になってくれます。クラウドワークスでライターの仕事を探している方にとって、取得のメリットが大きい資格です。
| 費用 | 1級:25,000円 2級:10,000円 3級:無料 |
| 試験日程 | オンライン |
| 合格率 | 50%前後 |
SEO検定は、一般社団法人全日本SEO協会が実施する、検索エンジン最適化に関する知識を問う資格です。
キーワード選定、検索意図の考え方、内部対策・コンテンツSEOなど、Webライターに必須のSEO基礎を体系的に学べます。
SEOを意識した記事作成力を身につけたい初心者ライターに向いている資格です。
| 費用 | 1級:8,000円 2級:6,000円 3・4級:5,000円 |
| 試験日程 | 全国12ヶ所の会場 |
| 合格率 | 70%前後 |
Webリテラシー試験は、Webサイトの企画・制作・運用に関する基礎知識を幅広く確認できる試験です。Webの仕組み、著作権や個人情報などのルール、Webマーケティングの基礎まで学べます。
Web全体の理解を深めたいWebライターや、未経験からWeb業界に入る人に適しています。
| 費用 | 10,000円+税 |
| 試験日程 | オンライン |
| 合格率 | 70%以上 |
ビジネス著作権検定は、ビジネスの現場で必要となる著作権に関する知識を問われる検定です。
ライターをする上で役立つことはもちろんですが、オンライン上でさまざまな情報に手が届く今、誰しもが知っておいて損はない内容になります。
特にイラストや音楽、デザインなどのクリエイティブに直結するようなイメージがあると思いますが、ライターも記事内に挿入する画像・動画を選ぶ機会などがありますし、著作権について知っていると、実務に役立つはずです。
| 費用 | 初級:5,300円 上級:8,200円 |
| 試験日程 | 年3回実施 オンライン受験 |
| 合格率 | 62.86%(2022年度平均合格率) |
正しい日本語を使えるかを証明する検定です。海外の方が取得しているイメージがありますね。
1級から7級まで細かくレベルが分かれており、だいたい5級が小学校卒業レベルほどになります。社会人でライターを仕事にしたいという場合は、2級以上を目指したいところです。
問題は「語彙」「文法」「敬語」「言葉の意味」「表記」「漢字」の6領域から幅広く出題されます。どれかに偏ることなく、すべてを網羅的に学習する必要があります。
| 費用 | 1級:6,800円 2級:5,800円 3級:4,300円 4級:3,000円 5級:2,300円 6・7級:2,200円 |
| 試験日程 | 47都道府県で実施 6月と11月の年2回 |
| 合格率 | 3級で約44% |
文章読解・作成能力検定は「文章検」と略され、文章の理解力と作成力を評価する資格です。
文章の構成力、表現力、論理力などを高め、読者に分かりやすく伝えられるような文章を作成できるようになります。まさにライターに必要となるスキルを身につけられるということです。
3級が高校レベルと記載されているので、社会でライティングの仕事をする場合は準2級以上、できれば2級の取得を目指したいところです。ちなみに2級で出題される語彙問題は、漢検2級程度の難易度とのこと。
| 費用 | 2級:4,000円 準2級:3,000円 3級:3,000円 4級:2,000円 |
| 試験日程 | 区分よって実施日が異なり、年6回(2級のみ年1回) 東京、名古屋、大阪の3会場 |
| 合格率 | 非公開 |
いわゆる「漢検」です。学生時代にとったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
1級~10級までに区分が分かれており、だいたい準2級が高校生くらいの目安になります。つまり社会人であれば、2級以上を目指して学習したいところです。
漢検をとることで漢字の読み書きだけでなく、多くの単語とその意味を知ることになり、ボキャブラリーの幅が広がります。
ライターをする上で、必ず役立つといえる資格でしょう。
| 費用 | 1級:6,000円 準1級:5,500円 2級:4,500円 準2・3級・4級:3,500円 5級・6級・7級:3,000円 8級・9級・10級:2,500円 |
| 試験日程 | 年3回 全国47都道府県の主要都市で開催 |
| 合格率 | 1級:9.0% 3級:46.9% |
どの資格を選べばいいかの判断基準
Webライター向けの資格は複数ありますが、目的を決めずに選んでしまうと「取ったけど活かせない」状態になりがちです。以下のポイントを基準に、自分に合った資格を選びましょう。
文章を書くことに自信がない場合は、ライティング関連の資格を選びましょう。日本語表現や文章構成、読みやすい文章の作り方などを体系的に学べる資格がおすすめです。
文章力はすべてのWebライティングの土台になるため、今まで執筆などを経験してこなかった初心者は特に、基礎重視の資格を選ぶと失敗しにくくなります。
Webライターの仕事では、SEOを意識した記事作成が求められることが多くあります。
そのため、SEOの基礎やWebメディアの仕組み、キーワードや検索意図の考え方などを覚えておくと、案件獲得や単価アップにもつながりやすいです。
SEO検定やWebリテラシー試験などで知識をつけて、実務に活かせるようにしましょう。
実績が少ない段階では、「何ができる人なのか」を伝える材料が不足しがちです。
その補助として資格を持っていることで、学習意欲があること、基礎知識が身についていることなどの評価につながることがあります。仕事を探すときに優位に働くようになるはずです。
初心者向けで内容が分かりやすい資格を選び、確実に合格できるように学習していきましょう。
資格によっては、受験料や教材費、学習時間が大きく異なります。
高額な資格が必ずしもWebライターとして有利になるわけではありません。
無理なく学習を進められるよう、独学で学べる内容なのか・数週間〜数か月で学習可能か・費用に見合った知識が得られるかといった点を確認してみてください。
資格を選ぶ際は、「この資格を取ったあと、どう行動するか」まで考えておくことが重要です。
どんな仕事をしたいのかをイメージして、ポートフォリオへの反映方法や自己PRでどう武器にするかなど、資格取得後の行動が具体的にイメージできるものを選ぶと、無駄になりにくくなります。
ライターが資格を取得するメリット

資格取得は単に資格を得るだけでなく、学習を通してスキルアップにつながります。
文章作成の基礎知識やテクニックを習得することで、より質の高い文章を作成できるようになり、クライアントからの評価も高まるでしょう。
自分のライティングスキルがどれくらいなのかを測るのは難しいことですが、資格を持っていると「その資格で学べる知識やスキルは習得済み」ということがハッキリと証明できます。
自分の自信にも繋がるため、資格を取得しておいて損はないといえます。
ライティング業界は競争が激しく、多くのライターが活躍しています。資格取得は、他のライターとの差別化を図るための有効な手段です。
特にライターになりたての方は実績がまだないため、なかなか案件が決まらなかったり、転職先が決まらなかったりします。経験豊富な人材のほうが、仕事が決まりやすいのが現実です。
そんな中で資格を持っていると「スキルがある人」として捉えてもらえるので、仕事を決める際に優位になります。
ライターが資格を取得するデメリット
資格取得には、試験費用や学習費用などの経済的な負担がかかります。試験会場が遠方の場合は、交通費・宿泊費なども別途かかることになります。
費用対効果をしっかりと見極め、自身の経済状況に合わせて資格取得を検討するようにしましょう。
資格取得はライティングスキル向上に役立ちますが、必ずしも実務に直結するとは限りません。
資格取得だけでは、クライアントのニーズを理解したり、実践的な文章作成スキルを習得したりすることはできないためです。
「資格取得できればオッケー」というものではなく、資格はあくまでもスキルアップのためのツールです。実務経験を通して、さらにスキルを磨いていく必要があります。
資格取得のための勉強方法

まずはテキストや参考書で勉強する方法です。
書店には、資格試験に対応したテキストや参考書が数多く販売されています。教材を活用して勉強を進めるのは、独学の基本の方法といえます。自分のペースで資格の知識を習得していくことができるでしょう。
また、過去問を解くことで試験の傾向を把握し、弱点克服に役立ちます。
資格によっては公式から過去問の教材が出ていることもあるので、受けたい資格について調べてみてくださいね。
書籍は図書館でも見つかることがあるので、まずは図書館で探して読んでみるのもオススメです。コストをなるべくかけずに資格を取得したい方は、図書館を活用しましょう。
近年では、オンライン講座で資格取得のための学習をする人も増えています。
オンライン講座は、自宅にいながら自分のペースで学習を進められるため、忙しい人でも無理なく学習できるのがメリットです。
講師陣のプロフィールなども公開されていることが多く、安心して信頼できる講師から学ぶことができます。資格のための知識だけでなく、実践に関することも教えてくれる場合もあるので、取得後の実務にも役立てることができるはずです。
オンライン講座を選ぶ際は、自分の学習スタイルや目標に合った講座を選ぶようにしましょう。
まとめ
Webライターとして活動するうえで、資格は必須ではありませんが、学習の土台づくりやスキルの可視化という点で大きなメリットがあります。
特に初心者の場合、
- 文章力を体系的に身につけたい
- SEOやWebの基礎知識を整理したい
- 案件応募時の不安を減らしたい
といった目的があるなら、Webライター向け資格は有効な選択肢です。
ただし、資格を取ること自体がゴールではありません。
資格で得た知識をもとに、記事執筆・ポートフォリオ作成・案件応募などの実践につなげることが重要です。
自分のレベルや目指す働き方に合った資格を選び、スキルアップと実務経験を並行しながら、Webライターとしての価値を高めていきましょう。

