この記事では、デザインを学習できる勉強サイトを、無料・有料別にご紹介します。
デザインについて興味がある方、デザインのレベルを上げたい人にとって、ぴったりのサイトが見つかれば幸いです。
デザイン学習を始める前におさえておくべきこと
デザイン学習を始めるにあたり、 「なぜデザインを学びたいのか?」という目的を明確にすることは非常に重要です。
目的が曖昧なまま学習を始めてしまうと、 途中で挫折してしまったり、 学習内容が身につかなかったりします。
例えば、Webデザイナーとして就職・転職を目指すのか、すき間時間での副業としてバナー広告やSNS投稿画像を作成したいのかなど、やりたいことによって学習すべき内容や深さは大きく変わってきます。
やりたいことによって、UI/UXの知識やコーディングスキルまで学ぶ必要があるのか、それともPhotoshopやIllustratorなどの デザインツールが使えるようになればいいのか、学習内容が変わります。
学習の目的を明確にすることで、自分に必要なスキルや知識を効率的に学ぶことができるでしょう。
デザイン学習には、無料と有料の学習方法があります。
費用を抑えて基礎の学習から始めるのか、専門的な知識やスキルを体系的に学びたいのか、自分が学びたい内容とかけられるコストを考えて、学習方法を検討しましょう。
また、学習期間も重要な要素です。 家庭の事情や本業の仕事・勉強をしながら学習を進めるとなると、なかなか時間がとれないかもしれません。
期間を設けていないと、ずるずると非効率な勉強を続けることになってしまったり、学習がフェードアウトしてしまう可能性もあります。いつまでに習得したいのか、先に目標を立てておきましょう。
予算と学習期間を設定することで、自分に合った学習方法を見つけやすくなり、無理なく継続的に学習を進めることができます。
デザイン学習には、さまざまな学習スタイルがあります。
動画で視覚的に学びたい人もいれば、テキストでじっくりと学びたい人もいます。実際に手を動かして 実践的な課題を通して学びたい人もいれば、理論的な知識を体系的に学びたい人もいるでしょう。
自分に合った学習スタイルを見つけることが重要です。
理想はさまざまな学習方法を試してみて、 自分が最も効率的に学べるスタイルを見つけることです。
無料の体験レッスンやトライアル期間などを活用して、自分に合った学習スタイルを見つけてみましょう。
無料のデザイン学習サイト|基礎を固められる
chot.designは株式会社Donblerが運営する、無料でWebデザインスキルが学べるサービスです。
デザインの基礎知識からPhotoshopやIllustratorなどのデザインツールの使い方まで、 幅広く学ぶことができます。デザインの考え方やレイアウトの基本原則などの、 デザインの根幹となる部分も分かりやすく解説している点が特徴です。
無料でここまで多くのことを幅広く学べるサイトは貴重なので、少しでも興味がある方は、まずはchot.designを覗いてみてはいかがでしょうか。
ドットインストールは、 3分動画で手軽にプログラミングやデザインを学べる学習サイト。プログラミングのレッスンがメインで、HTMLやCSSを学ぶのに有効です。
無料版と有料版があり、無料ではドットインストールが提供しているレッスンの一部のみ使用できます。
3分という短い時間で学べるので、時間がない人も隙間時間で活用できますし、集中力も続き効率的に学習できます。
まずは無料版でどんなレッスンがあるのか、1レッスンはどのように進むのかなどを確かめてから、継続するか判断するのがよいでしょう。
Schooは、スマホアプリでも活用できる動画学習サイトで、ビジネスで役立つさまざまなレッスンを受けることができます。
UI/UXやWebデザインから、データ分析、ロジカルシンキング、プログラミング言語など、実務に役立てることのできる知識やスキルを身につけられます。
さまざまな講義が生放送で配信されており、同じことを学習している仲間たちと同じ時間に勉強することになるので、モチベーションを保ちやすいのが大きなメリットです。
また、Schooにはデザイン業界の著名な講師陣が多数在籍しており、 質の高い授業を受けることができます。7日間無料でお試しできるので、興味のある方はまずは7日間活用してみましょう。
SkillHubは、エンジニア向けのプログラミング学習として挙げられるオンライン学習プラットフォームで、HTMLやCSSなども学べるのでデザイナーにもオススメです。
無料で動画教材を見ることもでき、入門レベルの講座は無料で公開されています。それでも十分基本的な知識は学習できるので、オンライン学習が初めてでまず試してみたいという方は触ってみてください。
SkillHubは初心者にも簡単に分かりやすく教えてくれるレッスンが豊富ですが、実践で役立つスキルを確実に身につけることができ、フリーランスの人や企業したい人向けのサポートも充実しています。
有料のデザイン学習サイト|スキルアップや実務のための応用を学べる
Udemyは、世界最大級のオンライン学習プラットフォーム。あらゆる分野の講義が見つかるので、WebデザインやUI/UXデザイン、グラフィックデザインなど、自分が学習したいデザイン分野の講座をしっかりと勉強することができます。
初心者向けの基礎講座からプロ向けの高度な講座まで、あらゆるレベルの受講生に対応したコースが用意されています。世界中の専門家が作成した講座を受講できるため、 質の高い知識やスキルを学ぶことができるでしょう。
Udemyでは定期的にセールが開催されているので、気になるレッスンの目星をつけておけば、セールのタイミングでお得な価格で講座を受講することもできます。
デジハリ・オンラインスクールは、専門スクール「デジタルハリウッド」が提供する通信講座です。Webデザインやグラフィックデザイン、Webアプリ制作などに関する専門スキルを、体系的に学べるオンラインスクールです。
デジハリの強みは、現役デザイナーによる丁寧な指導を受けられる点です。課題の添削や質問対応など、手厚いサポート体制が整っています。
また、デジハリではポートフォリオ作成支援も提供しており、就職・転職活動に役立つ実践的なスキルを身につけることができます。
学習効果を高めるためのポイント
冒頭でも「学習の目的を明確にする」と記載しましたが、常に目標を意識することは最も重要なことのひとつです。
「なぜデザインを学ぶのか?」「どんなデザイナーになりたいのか?」 や、「この会社でデザイナーをやりたい!」など、目標を明確にして常に意識することで、 モチベーションを高く維持することができます。
デザイン学習の効果を高めるためには、 学んだ知識を積極的にアウトプットすることが重要です。
例えばWebデザインの基礎を学んだら、 実際にWebサイトを制作してみたり、 バナー広告のデザインを学んだら、 実際にバナー広告を作成してみたりするなど、 積極的に手を動かしてみましょう。
また、ポートフォリオを作成したり、 SNSで作品を発信したりするのも効果的です。
アウトプットをすると、デザインについて意見をもらえる機会が増えたり、仕事の繋がりもでぎる可能性があります。
自信がない人も、頑張って発信していくようにしましょう。
仲間と交流することで孤独感を解消し、 楽しく学習を続けることができます。 デザイン業界は 常に変化しているので、 最新情報を共有したり、 意見交換をしたりすることも重要です。
また交流を通してデザインスキルだけでなく、コミュニケーションスキルも向上させることができます。
まとめ
ご紹介した通り、デザイン学習サイトは数多く存在し、それぞれに特徴があります。
自分自身の目的や予算、学習スタイルに 合ったサイトを選ぶことが、 デザインスキルを効果的に磨くための第一歩となります。
この記事で紹介したサイトや学習のポイントが、Webデザイナーとしてのあなたの役に立つことを祈っています。