主婦がフリーランスになるには?仕事の始め方やおすすめの仕事、注意点などを解説

フリーランスの働き方に興味のある主婦の方が増えています。
しかし、
「スキルなしでもフリーランスになれるの?」
「家事・育児と両立できるか知りたい」
「何から始めればいいのかわからない…」
といった不安の声も。

この記事では、主婦の方におすすめの仕事やフリーランスになる方法、注意点などを紹介していきます。

主婦はフリーランスとして働ける?

主婦でもフリーランスは十分可能

まず結論を言うと、主婦でもフリーランスとして働くことが十分に可能です。

フリーランスというのは、「特定の企業や組織に属さずに、個人で仕事を請け負う働き方」のことをいいます。
つまり、正社員やアルバイトのように企業と雇用契約を結ぶのではなく、個人で収益を得る(業務委託契約を含む)という働き方のことをいいます。

つくし先輩
つくし先輩

イメージしやすいところだと、例えばSNSで収益を得ているインフルエンサー。個人で活動していれば、「フリーランスの働き方」をしているといえますね。

ネモ
ネモ

あとは、「1枚いくら」の契約でデザインを作る仕事とか!業務委託契約で働いている人もフリーランスだね。

実際に主婦フリーランスは増えている

結婚や出産を機に仕事を離れたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
仕事に活かせるスキルや経験は持っているけれど、フルタイムで仕事をするのが難しかったり、働ける時間が固定できなかったりといった理由で、仕事から遠ざかっている方も多くいます。

そのような方々が選ぶ働き方として、フリーランスは人気が高まっています。

家事・育児と両立しやすい働き方

フリーランスでは、基本的には働く時間が固定ではないので、自分の働ける時間に働くことができます
そのため、家事や育児など家庭のことをこなしながら、隙間時間に仕事を行えるようになります。

もちろん、納期を守る・連絡が遅れないようにするなど、基本的なマナーは守りながらになりますが、働く時間を自分で自由に決められるので、主婦にとって働きやすいといえます。

主婦におすすめのフリーランスの仕事

ここでは、家のことと両立しながらも働きやすい、主婦の方におすすめの仕事をご紹介していきます。

未経験から始めやすい仕事

「スキルに自信がない…」という方向けの、未経験でも始めやすい仕事は以下の通り。
その分単価は低めになりますが、無理せずに収入を得られるような仕事です。

  • Webライター
  • データ入力
  • 事務代行(オンライン秘書)
  • 文字起こし

■Webライター

Webライターは、未経験からでもスタートできる仕事です。
未経験OKの案件は、文字数が少なかったり、実体験(例えば育児の経験談など)の文章を求められたりします。

また、経験を積んでいけばコンテンツディレクターや数値分析、SEOなどのスキルを身につけることができ、将来性にも期待できる仕事です。

■データ入力

データ入力は、その名の通りデータを正しく入力していく仕事です。基本的なPC操作・タイピングのみで始められます。

業務委託契約の他に、アルバイトとしての求人も多く見つかります。
アルバイトではシフトなどで時間が決まっていることが多いので、少しの隙間時間で、負担なく働ける仕事を探している方には業務委託契約が適していると思います。
時間が固定でもOKという方には、アルバイトのほうが安定するかもしれません。

■事務代行(オンライン秘書)

簡単な事務作業を、業務委託でお願いしているという案件も見つかります。未経験OKという求人も珍しくありません。

もちろん総務・人事・労務などの経験がある人は任せられる仕事も多いので、仕事の幅が広く単価も高く請け負うことができるでしょう。未経験の場合も、慣れてきたら幅広く仕事を任せてもらえるようになっていきます。

内容としては、書類や資料作成、スケジュール管理、アポ取りなどが多いです。

ネモ
ネモ

難しそうだけど、未経験でもできるの?

つくし先輩
つくし先輩

未経験の場合、簡単な作業から慣れていくことが多いです。
逆に簡単な作業を委託したいという企業もあり、重要な部分は社内で対応できているから、簡単なところをやってくれる人材を探しているというケースもあるんですよ。

■文字起こし

音声データをもとに、文字起こしをするという仕事もあります。業務委託で、1本いくらという契約が多いです。
この仕事も、タイピングさえできれば誰でも挑戦しやすい内容になります。

AIを使ってある程度の文字起こしは可能ですし、クライアントから文字起こしされた状態で渡されるということもあります。あとは実際に音声データを聴きながら、誤っているところを修正して正しく仕上げるのが仕事内容です。

スキルを身につけてできる仕事

ここからは、未経験から急に実務をするのは難しいですが、スキルをつけたのちに挑戦できる仕事をご紹介します。

  • Webデザイン
  • 動画編集
  • SNS運用

■Webデザイン

Webデザインは、Web上のさまざまなデザインを、PhotoshopやIllustratorなどのツールを使って作成する仕事です。
仕事内容は多岐にわたり、バナーやロゴを単発で制作する案件もあれば、Webサイトのデザイン作成・プログラミング言語を用いたコーディング・その後の運用サポートまで行うことも。

実務経験なしから始める場合は、まずはツールの使い方やデザインの基礎について学び、単発の制作を行う案件から挑戦していくのが流れになります。

■動画編集

動画編集も編集ソフトを扱うので、まずはソフトの使い方を覚えるのが一歩目になります。
まずは簡単な切り取りや文字入れの方法を覚え、効果的にエフェクトをつける方法、効果音の位置など、徐々に動画のクオリティを上げていくことを目指しましょう。

動画の長さやクオリティによっては高単価の案件も見つかり、経験を積んでいくことで収入アップを目指せます。

■SNS運用

普段からSNSに親しんでいる人に向いている仕事が、SNS運用です。
投稿やコメント返信などの運用のお手伝いだけでなく、どうすればインプレッションを伸ばせるかといった戦略面、つまりマーケティングに関わるケースもあります。

SNS運用をしている企業はたくさんあるので、マーケティングまで身につけられれば、SNSマーケターとして長く活躍することができるでしょう。

経験を活かせる仕事

ここからは、これまでの経験やスキルを活かせる仕事をご紹介していきます。

  • オンライン講師
  • ハンドメイド販売
  • ブログ運営

■オンライン講師

なにかを人に教えられるレベルのスキルがあれば、オンラインで受けられる講座などの講師という選択肢もあります。
例えば、英会話など外国語の講座、学歴を活かしたオンライン家庭教師、習い事のプライベートレッスンなど、自分では気づかないところで、実は人に役立つスキルを所持しているかもしれません。

■ハンドメイド販売

ハンドメイド作品が好きな人は、それを販売するというのも立派な仕事になります。
販売するとなると、迅速な連絡対応や丁寧な梱包、また商品をキレイに写す写真スキルなど、ハンドメイド以外にもさまざまな対応が必要になります。その分負担も増えますが、やりがいも大きくなること間違いなしです。

■ブログ運営

なにかノウハウを発信できる人、興味のあることについて深掘りしていける人は、ブログ運営もおすすめです。
初めての場合は立ち上げが難しいかもしれませんが、一度ブログサイトが完成したら、あとは記事を書いていくだけです。

収益を得るには審査があり、審査を通すにはある程度の流入(サイトの訪問数)が必要になります。収益化までは遠いかもしれませんが、自分の好きな分野についてコツコツと書き続け、深掘りしていくことができます。

ネモ
ネモ

何について書いてもいいの?

つくし先輩
つくし先輩

基本的にはOKですが、ブログ流入数を伸ばせるか、収益を伸ばせるかどうかは、題材によって変わりますね。

例えば「健康管理」についてだったら、病院のブログサイトが上位にきます。個人ブログではなかなか難しいでしょう。

ネモ
ネモ

収益化を考えると、題材選びも重要なんだね。

主婦がフリーランスを始める方法【5ステップ】

主婦がフリーランスとして働くためには、いきなり大きく稼ごうとするのではなく、段階的に進めていくことが大切です
家事や育児と両立しながら働く場合は、無理のないペースで進めることが成功のポイントになります。

ここでは、未経験からでも始めやすいフリーランスの始め方を5つのステップで解説します。

①どんな仕事をするか決める

まずは、どの分野でフリーランスとして働くのかを決めます。
フリーランスの仕事にはさまざまな種類があるため、自分に合った仕事を選ぶことが重要です。

例えば

  • 文章を書くのが好き → Webライター
  • コツコツ作業が得意 → データ入力・事務代行
  • デザインに興味がある → Webデザイン
  • SNSが好き → SNS運用

このように、自分の興味や得意なことをもとに選ぶと、継続しやすくなります。

また、主婦の場合は

  • スキマ時間でできるか
  • 在宅で完結できるか

といった点も考慮すると、無理なく続けやすい仕事を選ぶことができます。

②必要なスキルを学ぶ

仕事の方向性が決まったら、必要なスキルを身につけていきます。
未経験からでも始められる仕事は多いですが、基本的なスキルを身につけておくことで、案件を獲得しやすくなります。

学習方法としては

  • オンライン講座
  • 書籍
  • YouTubeなどの動画教材

などがあります。

また、知識だけでなく「実際に手を動かして練習すること」も重要です。
例えばライターであれば記事を書いてみる、デザインであれば作品を作るなど、実践的な練習を積み重ねていきましょう。

③小さな仕事に応募する

ある程度スキルが身についてきたら、実際に仕事に応募してみましょう。
最初から高単価の案件を狙うのではなく、初心者向けの小さな案件から始めるのがポイントです。

最初はなかなか採用されないこともありますが、応募を続けながらプロフィールを整えたり、ポートフォリオを作成したりして、徐々に仕事を獲得しやすくしていきましょう。

④実績を積む

仕事を受けられるようになったら、まずは一つひとつの案件を丁寧にこなして実績を積み重ねていきます。
フリーランスでは「どんな仕事をしてきたか」がとても重要になります。

例えば

  • 納期を守る
  • 丁寧なコミュニケーションをする
  • クオリティの高い成果物を提出する

といった基本的な対応を意識することで、クライアントからの評価が上がり、継続して仕事を依頼される可能性も高くなります。

実績や評価が増えてくると、より条件の良い案件にも応募しやすくなります。

⑤収入を安定させていく

実績が増えてきたら、収入を安定させることを意識していきましょう。
フリーランスは仕事量によって収入が変わるため、安定して働くための工夫が必要です。

主婦の場合は、家事や育児とのバランスも大切。
無理のない働き方を意識しながら、少しずつ仕事を増やしていくことで、長く続けられる働き方につながります。

主婦がフリーランスとして働くメリット・デメリット

メリット

最大のメリットは、時間の自由がききやすいことでしょう。
空き時間に仕事ができるので、家事・育児と両立しながら収入を得ることができます。

フリーランスは在宅の仕事も多いので、家で働けるという点もメリットになります。

デメリット

デメリットは、収入が不安定になることです。
決まった月収やシフトの中で働くという働き方ではないので、仕事のない日が続けば、その分収入も低くなります。

「好きな時間に働いて稼げる」とだけ聞くと聞こえは良いですが、まず仕事を獲得するハードルがあります。その後も基本的には納期や目標に沿って働くことが多く、場合によっては、例えば子どもの行事と仕事の納期が重なり、忙しい日が続くという可能性も。

主婦がフリーランスを始めるときの注意点

フリーランスは、会社に雇われるのではなく、個人で仕事を請け負う働き方なので、納税の問題や確定申告なども自分で管理することになります。

支払うべき税金や保険の種類や内容について、事前に確認しておきましょう。
1年間の所得(売上から経費を引いたもの)が「基礎控除等」の合計額を超える場合、確定申告が必要になります。

「基礎控除」というのは、収める税金の金額を算出するときに使う所得控除のひとつ。所得金額に応じて控除額が定まります。

また、夫の扶養内で働くのか、扶養から外れて自分で納税するのかも、事前に家族で話し合っておきましょう。

扶養を外れないように働くのであれば、年収130万円未満(※条件により異なる場合もある)になるよう調整する必要があります。月にならすと、毎月10~11万以内です。

もっと稼ぐ見込みであれば、自分で国民健康保険・国民年金への加入をする必要が出てきます。

詳細は、以下のページにて解説しています。

フリーランスに興味がある主婦のよくある質問

Q1.主婦で未経験でもフリーランスになれる?

はい、未経験からでもフリーランスになることは可能です。
実際に、スキルの学習から始めて副業として仕事を受け、少しずつ実績を積んでいる主婦の方も多くいます。

Q2.子育てしながらでもできる?

可能です。
フリーランスは働く時間を自分で調整しやすいため、子育てと両立しながら働いている人も多くいます。

例えば

  • 子どもが寝ている時間に作業する
  • スキマ時間を活用する
  • 作業量を調整する

といった働き方ができます。

ただし、納期のある仕事も多いため、無理のない範囲で仕事量を調整することが大切です。

Q3.どのくらい稼げる?

収入は仕事内容や作業時間によって大きく異なりますが、目安としては次の通りです。

  • 初期:数千円〜数万円
  • 副業レベル:月3万円〜10万円
  • 本格的に取り組む場合:月10万円以上

最初は収入が少ないこともありますが、スキルや実績を積むことで収入を増やしていくことができます。

Q4.スマホだけでもフリーランスの仕事はできる?

一部スマホのみでできる仕事もあります。
例えば、SNSの更新やフリマアプリ販売、アンケートモニター、アプリ配信者などです。

しかしながら、基本的にはパソコンがあった方が有利ですし、幅広く仕事を探すことができます。

作業効率や応募のしやすさを考えても、フリーランスとして本格的に取り組む場合はパソコンを用意しましょう。

Q5.フリーランスになるのに資格は必要?

基本的に、フリーランスになるために特別な資格は必要ありません。
スキルや実績があれば、未経験からでも仕事を受けることは可能です。

ただし、仕事によっては資格が役立つ場合もあります。
例えば、経理や医療系など専門性の高い分野では、資格があることで信頼性が高まり、仕事につながりやすくなることもあります。

まずは資格にこだわりすぎず、スキルを身につけて実績を作ることを優先するとよいでしょう。

まとめ

主婦でも、未経験からフリーランスとして働くことは十分に可能です。
在宅で働ける仕事も増えており、家事や育児と両立しながら収入を得ている人も多くいます。

ただし、最初から安定して稼げるわけではないため、スキルを身につけたり、小さな案件から経験を積んだりすることが大切です。

まずは自分に合った仕事を選び、無理のない範囲で一歩踏み出してみましょう。
少しずつ実績を積み重ねていくことで、フリーランスとしての働き方を実現していくことができます。