【在宅フリーランスの実態】メンバーにアンケート!稼働時間やきっかけ、学んだスキルなどを聞いてみた

現在会社務めをしている方や専業主婦をしている方の中には、フリーランスの働き方に興味がある方もいらっしゃると思います。

とはいえ、
「自分のスキルで独立できるのか分からない」
「仕事から離れてから長く、今からまた働けるかな」
「子育てしながら働くのは難しそう」
といったたくさんの不安があり、なかなか一歩が踏み出せないことも多いはず。

そこで今回、フリーランスとして合同会社OALで働くメンバーに、フリーランスの働き方についてアンケートを実施しました。弊社には主婦メンバーが多く在籍しています。興味のある方はぜひ最後までご覧ください!

Q1.まずは仕事内容を教えてください!

  • 広告運用
  • Webデザイナー
  • Webライター
  • 採用人事・バックオフィス

弊社には、上記のような職種のフリーランスの方々が在籍しています。
会社勤めだった頃の経験を活かして同じ職種を続けている方もいれば、勉強して新しい知識やスキルを身につけてフリーランスになった方もいます。

フリーランスの働き方ができる職種はさまざま。
「独立できるほどの知識や経験がない」と思っている方も、自分の興味・関心とやる気があれば、新しい知識を身につけ独立することが可能だと言えます。

Q2.フリーランス歴はどれくらい?

半数が2年未満、半数が2年以上という結果でした。

フリーランスとして初めての仕事がOALという方もいれば、OALで契約する前からフリーランスの働き方をしている方もいます。

2年以上の方に質問…フリーランスなりたてのときと比べて、収入はアップした?

ぶっちゃけ収入はどう変わった?2年以上フリーランスとして働いている方4名に、こっそり聞いてみたところ…

大幅に増えた…2名
少し増えた…1名
変わらない…1名

という結果でした。
フリーランスになったばかりの頃と比べると、上がった人が多いことが分かりました。

フリーランスは自分の裁量で働くことになるので、「収入を増やしたい!」と望めば、あとは自分の努力次第で収入を上げることが可能です。
逆に「働く時間をセーブしたい」ということであれば、収入は減ることが多いでしょうが、その分自由な時間を確保できます。

働き方は自分次第だということですね。

Q3.週に何日稼働してる?

半数が週5日稼働しているという結果でした。
そして週4日以下が3名、週7日の方が1名。自分のペースで、働ける日数稼働しているということが分かります。

次は、1日あたりの平均稼働時間を聞いてみましょう。

Q4.1日の平均稼働時間は?

多くの方が1日平均3~6時間稼働しているという結果に。
ちなみに「3時間未満」と回答された方は、上の設問で「週7日」と回答されていました。それぞれが自分の働き方を確立し、自己管理しながらフリーランスの働き方をしています。

基本的にはこのように、自分で働く時間を決めて稼働することになりますが、場合によっては「クライアントの就業時間に準ずる」ということもあります。
この場合は、就業時間が決まっていることが多いでしょう。

業務委託契約をする場合には、契約内容をしっかりチェックして、「思ってたのと違う」ということがないように注意したいですね。

Q5.フリーランスを目指したきっかけは?

次に、フリーランスを目指したきっかけを伺ってみました。

  • 子どもが幼稚園に入園し、日中に少し自由な時間が出来たため働きたくなった
  • 子どもが小学生になるまでに自宅で仕事ができるようになりたかったため(子どもの帰宅時に家でおかえりと言いたかった)
  • 子どもを出産して1歳が過ぎ、自宅保育をしている中でも昼寝時間などの隙間時間を活用したいと思った
  • 会社を退職してから2年後、仕事に復帰したいと思った際に、転居の可能性や子どものサポートもある中でどこかに所属することは考えられず、フリーランスを選んだ
  • 時間や場所にとらわれずに自由な働き方を実現しながら、誰かに貢献できたらいいなと思っていた
  • 副業と本業の兼業が時間的に難しくなった
  • 通勤時間が長かったため

弊社には、子育てをしながら働く方が多く在籍しています。
フリーランスになったきっかけも、育児の合間など自由な時間を活かして働きたかったという理由が多く見受けられました。

「仕事はしたいけどフルタイムは難しい」というとき、フリーランス以外にパートタイムで働くことも選択肢として考えられますが、基本的にはシフトがあって働く時間は決まっているというケースが多いです。
「自由な時間に働ける」というのは、フリーランスの強みだといえます。

Q6.フリーランスになるために、新しく学んだことや身につけたスキルはある?

フリーランスのために身につけた知識・スキルとして、以下のような回答が挙がりました。

  • Webデザインの知識・スキル
  • Web広告運用の知識・スキル
  • コンテンツマーケティング、SEOの知識
  • WEBデザイン技能検定2級に合格(主に基礎知識、html、CSSについてを学ぶ)
  • Photoshopを使ったWEBデザイン
  • WordPress・WIXを使ったLP作成
  • セールスコピーライト

このほか、業務で使うためのPCを新しく購入したという回答も!在宅で働くためには、必要不可欠のアイテムですね。
また、新しく学んだことは特になく、会社員時代の経験を活かしたままフリーランスというキャリアの方もいます。

つまり、

・やりたいことに関して新しく知識を身につける

・経験を活かしてこれまでの職種を継続する

この2パターンのいずれかによって、フリーランスとして独立することが可能になるということですね。

とはいえ、フリーランスとして独立するのは、覚悟が必要なものです。
さまざまな不安が頭に浮かぶと思いますが…弊社のフリーランサーたちは、どんなことを不安に思っていたのでしょうか。

Q7.フリーランスになる前に不安だったことは?

  • 長期間働いていない期間があったため、今からまた働くことが出来るのだろうか、と不安だった
  • ずっと会社勤めだったため、本当に一人で働けるのか不安だった
  • 実際に仕事を得ることができるのか、自分でも役立てることがあるのか
  • 収入の安定が難しいかも
  • 確定申告が難しそう

それぞれが、さまざまな不安を抱えていたことが分かります。

多いのは、やはり収入面
仕事が得られるのか、安定した収入を稼げるのか…フリーランスは「会社から支払われる」という形態ではないため、多くの場合は自分で仕事を取りに行かなくてはなりません

ですが、これらの不安を乗り越えてフリーランスとして働いているメンバーから、「フリーランスになってよかったと感じること」「フリーランスのメリット」がたくさん挙がりました!

Q8.フリーランスになってよかったと感じること・メリットは?

  • 通勤時間がないので、その時間も勤務時間に充てられること
  • なっていないと出会えていない人と出会えるようになった
  • 仕事を中心とした生活ではなく、自分がしたい生活をする中で仕事ができる
  • 仕事を調整できるため、平日に役所や病院などの用を済ますことができる
  • 職場の人間と、良い意味で「ビジネスオンリー」の関係でいられる
  • 自分で考えて仕事を進められる
  • 平日の子供の行事に参加できる。子供が発熱した時などすぐに迎えに行ける
  • やりたい仕事にチャレンジしやすい
  • 体調に合わせて無理なく仕事ができる
  • 裁量次第で収入が大幅に上がる
  • すき間時間を使って働くことができる
  • 自宅で外に出られなくても社会に参加できていると感じること
  • 時間が自由になる、場所を選ばす仕事できる

たくさんのメリットが挙がりました。
ちなみに次の設問でデメリットについても伺っていますが、メリットのほうが数多く挙げられました。

多く挙がっているのは時間面についてです。
自由な時間に働けるため、その分家族や自分自身のために時間を割けるのが大きなメリットになっています。
また、自分の裁量で仕事ができることや、やりたいことにチャレンジしやすいのもメリットとして挙げられています。つまり、「自由度が高い」というのがフリーランスの利点だということがわかります。

Q9.不安に感じていることや、デメリットだと感じることはある?

今度は逆に、不安なこと・デメリットだと感じることを聞いてみました。

  • 毎月の収入に差があること
  • 体調が悪いときも納期が近ければ稼働することになる(実際は相談可能だと思うが性格上無理してしまう)
  • 年金や保険料などを自分で払いに行かなければいけないこと。いまだに現金のみ可のものが多い…
  • 分からないことを教えてもらえる環境は少ない
  • 仕事の取り方やキャリアに悩む瞬間がある
  • 結果を出さなければ契約終了になるというプレッシャー
  • 会社員のような社会保険・福利厚生、有給休暇などがない
  • 仕事を通じた人間関係が希薄になりがちで新たな友人はできにくいこと
  • 自分でメリハリをつけないとブラック企業状態になる

業務委託契約は有給休暇がないので、体調不良や私用などで休みが多くなった月は、その分収入が少なくなります。
「私用のために時間を作りやすい」はメリットでもあるのですが、稼働時間が短ければ収入が少なくなったり、別日に仕事が集中して忙しくなったりします。

体調管理含め、自己管理が非常に重要になる働き方です。

Q10.フリーランスとしての生活の満足度を10点満点で表すと?

現時点でのフリーランス満足度を10段階で伺ったところ、全員が6~9点の高評価となりました。

「働く時間を自分で決められる」という声が多かった一方で、「本当はもう少し働きたい、案件を増やしたい」という声も。10点満点となるのは難しいものですが、全員がフリーランスの働き方に満足しているという結果でした。

Q11.フリーランスとして働き続けるために、学び続けていること・情報収集していることは?

フリーランスとして働き続けるためには、業務で使うスキル・知識のアップデートはもちろん、新しい仕事をGETするための勉強や世の中の情勢など、さまざまなことにアンテナを張っておく必要があります。

弊社のメンバーは、どんなことについて学び続けていたり、情報収集したりしているのでしょうか。

  • 同じく業務委託として働いている人の話を聞いたりしている
  • 広告運用を教えてくれるコミュニティに入っている
  • SEOやGoogleのアップデートについてはチェックするようにしている
  • ライターなのでハイレベルな記事の言葉の選び方や表現を見るようにしている
  • 広告運用に関する知識
  • LLMOについて情報収集している
  • SNSマーケティングと生成AIを学んでいる
  • Instagramでデザインの知識やスキルについての情報を日常的にチェック
  • クラウドソーシングでの公募案件への応募
  • 薬機法関連の勉強

メンバー全員それぞれから、いろんな情報が挙がりました。
育児など家庭のことをこなしながら働くメンバーが多く在籍していますが、仕事に向かっている時間以外にも、仕事に役立てるための学習は欠かさず行っています。

他のフリーランサーと話したり、コミュニティに属したりすることも、孤独感を和らげてモチベーションを保つためには重要ですね。

まとめ

今回は実際にフリーランスとして働く弊社のメンバーに、実態についてアンケートをとってみましたが、いかがだったでしょうか。
それぞれ家庭のことなどを優先しながらも、フリーランスになるために資格をとったり、新しいスキルを身につけるため学習を進めていたりと、努力を継続していることが分かりました。

実際に稼働している日数や時間も公開したので、以上の結果が、これからフリーランスになりたいという方・フリーランスなりたての方の参考になれば幸いです。